山陰4日目。
この日も荒れ模様の中をめげずに観光。
まずは松江駅から電車で10分の湯町窯へ。
棟方志功氏作の表札を見るなりテンションあがる。
出西窯とまた違っていい意味でいい加減というか
出たとこ勝負、一期一会、な感じのゆるさが
見るこちら側の気持ちも緩めてくれた。
雨の中を遠くからよく来てくださったねー
だんだん、だんだん(ありがとう、ありがとう、の出雲弁)
とお店のおじさんがお抹茶でもてなしてくれた。
連れ帰ったコたち。
民藝ぜんぜん詳しくないけど
子供の頃から旅先の民藝店とか
チチカカとか大中とか大原商店とか
見知らぬ土地の匂いのするものに異様に心躍る。
お昼は松江の居酒屋にてのどぐろ煮付け。
うんまかったです。
松江出身の錦織圭君がメディアで発言して以来
すっかりメジャー魚になった感ありますね。
この日は松江城のお堀をめぐる堀川遊覧に乗るのを
去年から楽しみにしていたのになんと悪天候のためお休み。
まじかーーーと天を仰ぎつつ
仕方がないのでバスにて松江城へ。
洗練された印象のお姿。
小ぶりだけどきりりとかっこよい。
銅板で継いでいる床がツボでした。
この日は夜の便で帰るはずが
台風の影響で飛行機の着陸地が変更になる可能性があり
名古屋とかで降ろされても困るなーということで
急遽松江の友人宅に泊めていただくことに。
友人の文鳥、ブンちゃん。
これまで小鳥にはあまり縁がなかったけど
表情豊かでなつこくてめっちゃかわいい。
地元のスーパーマーケットで目を引いたバラパン。
ふわふわのぐるぐる巻いたパンの間に生クリームが挟んである。
他にも法事パンなんてのもありました。
パンをお供えするのがこちらではベーシックらしい。
思い返しても胸がいっぱいになるような
たくさんの優しさに触れた旅でした。
一月と六月さん、山陰のみなさま、
同行してくれた友人、友人のお母様、
ほんとにありがとうございました。
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いい旅だったことが伝わってくる旅行記だなー。
(堀川遊覧船のまさかの運休はダメージだったと思うけど)
窯元巡りというのはやったことないけど(というかそういう発想がなかった)面白そう。
あとうらやましいのは松江在住の友人がいること。いいなぁ。
11月に出雲に行く前にいろいろ話を聞いておかなくては。
(その前に明日サンライズ出雲の寝台券ゲットに早朝出撃しなくては)
かなり行き当たりばったりな旅でも充実してたのは確かに地元の友人のおかげだねー。
忘れないうちにそちらへいろいろ伝授できるといいな。